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ワードプレスサイトを常時SSL(https)化する方法(Xサーバー)

サイト作成

 

Xサーバーで作ったワードプレスサイトを常時SSL(https)化してみました。

グーグルは常時SSL化(https)化されたサイトを今後SEO上有利に扱っていく旨、アナウンスしています。

 

今すぐ検索結果にどうのこうのというのは無いのでしょうが、長い目で見れば影響が出てくるのでしょう。

アフィリエイターが一般的に使っているブラウザーのグーグル・クロームでは、

普通のサイトはそのまま表示されて、常時SSL(https)化されたサイトはURLの前に「保護された通信」という風に表示されます。

今後SSL化されていないサイトにはもっと露骨なアラートが出るようになるのかもしれません

SSL化されていないサイトだと、Googlechromeでホームページにアクセスした時に、パソコンから見ると『保護されていない通信』と表示されてしまいます。

 

常時SSL(https)とはどういう事か分からない人

 

 

 

ということで、今後作るサイトはSSL化していた方が良いのは分かりきっていますが

SSL化されていないhttpで作成したサイトはどうするのか

 

たくさんのアクセスがあって、記事数も多いサイトだと、今さら常時SSL(https)化して、どのような影響が出るか分からないので、いきなりの変更はちょっと怖いかもしれません

 

そこで、今年(2017)からXサーバーさんでは、無料でSSL(https)化する事が出来るようになっていますので、まあ、まだ記事数が少ない本サイトで常時SSL(https)化を試して見ました。

 

XサーバーでSSL設定

Xサーバーにログイン

Xサーバーにログインします。
(サーバーパネルの方です)

ドメインの欄の「SSL設定」をクリック

 

Xサーバーに登録しているドメイン一覧が出てきますから常時SSL(https)化しようとしているドメインを選んで

「選択する」をクリック

SSL設定の画面で

「独自SSL設定の追加」タブをクリック

 

表示された画面で

「独自SSL設定を追加する(確定)」ボタンをクリック

「SSL新規取得中です。しばらくお待ちください」の表示が出て、しばらく待っていると

「www.afurieita.com」(本サイトのURL)に独自SSL設定を追加しました。
なお、SSL設定が反映するまで、最大1時間程度かかります。今しばらくお待ちください

との表示が出てきます。

 

XサーバーでSSLの設定をしているところ

 

この作業には、表示されているとおり結構時間がかかるようで、設定を追加直後にhttpsのURLでアクセスしようとしても

「この接続ではプライバシーが保護されません」あるいは
「無効なURLです。プログラム設定の反映待ちである可能性があります。しばらく時間をおいて再度アクセスをお試しください」とのエラー表示が出てサイトは表示されません

 

サイトURLがhttpsで表示されることを確認

1時間ほど時間をおいてチェックするとhttpsの付いたURLでも表示されるようになります。

サイトのURLがhttpsに変更になっている状況

 

ワードプレスの設定

サイトURLをhttpsに変更

ワードプレスのダッシュボードでURLをhttpsに変更しているところ

 

ワードプレスのダッシュボードの設定→一般

WordPressアドレス(URL)

サイトアドレス(URL)

の頭の部分をhttp→httpsに変更

→変更を保存

ここでなぜかログアウト状態になるので、再度ログイン

 

.htaccessの記述変更

Xサーバーのinfoパネルにログイン

対象ドメインをhttpsに変更(SSL化)しようとしているドメインに変更

 

サーバーパネルから

ホームページの欄「.htaccess編集」をクリック

 

Xサーバーの.htaccess編集画面

.htaccess編集画面が出てくるので「.htaccess編集」タブをクリック

ここでXサーバーのマニュアルのページを開きます。

www.xserver.ne.jp/manual/man_server_fullssl.php

 

Xサーバーの.htaccess編集コードが書いてあるページ

 

ページ中WEBサイトの常時SSL化の所をコピーして.htaccess編集画面で.htaccessの1番上部に追加します。

追加したあとリターンキーを押して、元々あった記述との間に1行開けます。

最後に「.htaccessを編集する(確認)」ボタンをクリック

確認して確定します。

 

この後、httpsで始まるURLを打ち込んでみてあなたのサイトが正常に表示されればOKです。

 

常時SSL(https)化されたサイトのURL表示

グーグルアナリティクスとサーチコンソールの設定

サイトのURLがhttps化したということは、URLが変更になったというのと同じ事ですから

グーグルアナリティクスとサーチコンソールの設定も変更する必要があります。

 

サーチコンソールの設定

サーチコンソールにログイン

プロパティーを追加

 

サイトURLを入力(https://変更しようとしているサイトのURL)

確認ファイルは既にアップロードされているはずなので
(httpの時に登録が終わっているはずなので)

そのまま確認すると、すぐに所有権が確認されるはずです。

 

この時、サーチコンソールでは、新しいサイトが追加されたという形になりますから

それまでのデータはありませんので慌てないようにしましょう。

httpとしてのデータはあってもhttpsに変更してからのデータは今後蓄積されて行くことになります。

 

ここで、SSL(https)化中のサイトのサーチコンソールのページを開くと

サイトマップについては

サイトマップがありませんと表示されています。

 

サイトマップを再認識させる必要があるので「サイトマップ」をクリックしてサイトマップのページを開きます。

「このサイトのサイトマップが見つかりませんでした」と表示されますので

右上の「サイトマップの追加テスト」をクリック

URLの後ろに「sitemap.xml」と入力して送信

 

注:サイトマップのファイルの名前を別の名前にしていればその名前を入力

ここで再度「このサイトのサイトマップが見つかりませんでした」
と表示されると思いますので

「ページを更新する」をクリックすると

サイトマップの表示が出てくると思います。

 

グーグルアナリシスの設定

グーグルアナリシスを開き

グーグルアナリシスの画面

左下の歯車マーク(管理)をクリックして

SSL(https)化するサイトを選びます

プロパティ→プロパティー設定

 

常時SSL化するためのプロパティーの変更画面

 

→デフォルトのURLをhttpsに変更(httpsをクリック)

→保存(ページ最下部)

 

サーチコンソールの調整画面

同じページの下の方にある

「Search Consoleを調整」をクリック

Search Consoleの設定ページが出てくるので

httpで始まるサイトを「削除」

 

グーグルアナリティクスのもとの画面をF5きーで表示をリサイクルすると設定されているサイトが「なし」になっているので

「追加」をクリック

httpsのサイトを選択して

保存をクリック

完了

 

まとめ

常時SSL(https)化したサイトへの変更作業は簡単に終わりました。

URLがhttpからhttpsに変わるので、記事などが上手く表示されないなどの不具合が出るような話もあるのですが、取り敢えず今のところ正常に表示されているようです。

 

「http」のURLのまま打ち込んでも、特にストレス無く記事が表示されています。

今後何らかのトラブルが発生した場合は順次、記事にアップしていきたいと思います。

 

2018.9追記

その後特に問題は出ていません。URLがhttpsに変わっている点についてもリンクなど、何ら問題無く作動しています。

無料ブログなどでも常時SSL化が進んでいます。今後のことを考えると一刻も早く保有サイトを常時SSL化する事をオススメします。

 

 

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