E-A-Tとは何?以前からアフィリエイトやってる人なら知ってると思いますが、最近始めた人とかだと、何それっていう感じだと思います。
E-A-Tは、これからアフィリエイトを始める人にとって非常に重要なGoogleが検索順位を決める歳の重視するポイントで
とりあえずE-A-Tってのはなんであるかを理解しておく必要があります。
E-A-Tは何の略?
E-A-TはEATって書いちゃうと、検索とかで調べると、英語の食べるEATの方で出てきちゃうこともあって間にバーを入れてE-A-Tって表現することが多いようです。
E-A-Tは
E:Expertise(専門性)
A:Authoritativeness(権威性)
T:Trustworthiness(信頼性)
の略で
Expertise(専門性)はそのサイトが、専門性に優れているかどうかという観点からの評価になります。
と言ってもGoogleが記事の内容を見て専門性に優れているとか判断することが出来ませんから
サイトの作成者や記事の執筆者が専門家だとか、専門の組織である、あるいは専門的なサイトから被リンクを受けているかなどの外形的な面から評価していると考えられます。
また、サイト作成者が専門家であるだけではなく、サイトで扱っているジャンルの統一性という点も評価されていると考えられます。
いわゆる雑記ブログ、食べ物のことやスポーツのこと、生活習慣のことなど様々な分野の記事がてんこ盛りだと、これはいったい何のことが書いてあるサイトだろう
あちこちの事柄をつまみ食い的に書いてあるのなら専門性に落ちるのではないかという評価になるでしょうし
ある特定のジャンルの記事に注目してみると、全体では300記事あったとしても、そのジャンルの記事は3記事しかないとなれば、専門性に劣ると判断されます。
Authoritativeness(権威性)はそのサイトに権威があるかどうかという観点からの評価になります。
前述の専門性の評価と同じで、直接Googleがサイトの権威性を判断することが出来ませんから
結局、サイトの作成者や組織、記事の執筆者に権威があるか、あるいは権威あるサイトから被リンクを受けているかと言うようなことが評価の重要なポイントになります。
病気に関することであれば厚労省や病院、著名な医者のサイトや記事には権威性があると判断されるわけです。
T:Trustworthiness(信頼性)はそのサイトの記事に信頼性があるかどうかという観点からの評価になります。
以前、非常に有名な健康に関するポータルサイトがあり、検索に上位表示することも多かったのですが
その記事は、実は外注で、1記事いくらなどで発注されていて、必ずしも専門家でないアルバイト的な人が書いた記事も混ざっていました。
そして、その記事の中には「肩こりがするのは水子の霊がたたっているからなので、除霊した方が良い」などという冗談のような記事が肩こり関連の検索で上位表示していたというお笑いのような事象がありました。
このような記事が検索の上位を占めていたのではGoogle検索の「信頼性」に疑問を持たれてしまい、Googleで検索しても適当な記事しか出てこないとなれば、問題ですから、Googleとしてはいい加減なことは書いていないであろうというサイトを優先的に検索上位表示させようとするはずです。
といっても、たの評価項目と同じで、Googleがその記事の信頼性を評価することは不可能ですから、外形的な基準
政府などの公的サイト、大企業のサイト、マスコミなどのサイト、あるいは一般的に専門家と言われる組織や人が作ったサイト
病院や医者、弁護士などが作ったサイト、そしてこれらの信頼性が高いとされるサイトから被リンクを受けているサイトの信頼性が高い(可能性がある)となって、上位表示しやすくなります。
逆にどこの誰だか分からない個人のサイトは、いくら中身に良いことが書いてあっても、それってほんとなのかよ、ってことで信頼性に落ちるとして上位表示しにくくなってしまいます。
E-A-Tと個人のサイト
特に肩書きも無い、専門的な資格や経歴があるわけでもない、ごく普通の個人がサイトを作っても、Google検索で上位表示することが難しくなってきているようです。
以前は、YMYL分野において、サイトの信頼性などを重視するようになっていたものが、2018年頃以降、YMYLの分野以外においてもE-A-Tを重視する姿勢が広がり、現在ではほぼ全ての分野においてE-A-Tがサイトの評価に重要な要素となっています。
注:YMYLとは、Your Money or Your Lifeの頭文字をとった略語で、人が生きていくために重要なお金や生活(健康)に関すること
このため、個人のサイトが検索で上位表示することが難しくなってきており、個人のアフィリエイターとしては
・メジャーな分野を避け、大企業などが相手にしないニッチな分野を狙う。
・雑記ブログは避け、なるべく狭い範囲で、専門的なサイトを作り上げ、その分野では権威?と見られるようなサイトを目指す。
・信頼できる公的サイトなどにリンクをして、記事の内容の信頼性を高める。
・検索だけでなくSNSなどからの集客を増やす。
などの対策が必要になってきます。
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