記事内に広告を含む場合があります。

サテライトサイトとは、SEO対策に必要が無い古いやり方なのか

アフィリ用語

アフィリエイトをやっているとサテライトサイトという言葉をよく聞くと思います。

初心者の人だと、そもそもサテライトサイトとは何?という所から始まると思いますし

 

多少勉強した人なら

「サテライトサイト」・・もう今は古いやり方で、下手すればスパム判定くらうヤバイやり方なのじゃないか

という風に思っている人もいるでしょう

 

そこで

サテライトサイトとは何?

サテライトサイトはSEOに効果があるの?

という疑問に回答してみたいと思います。

 

地球の周りを回っている衛星

アフィリエイトにおけるサテライトサイトとは

サテライトサイトとは直訳すれば衛星サイト

メインのサイトを地球とすればサテライトサイトは地球の周りを回っている衛星のような物です。

アフィリエイトにおけるサテライトサイトとは

注:サテライトサイトを作るのは何もアフィリエイトだけではないのですが、アフィリエイターがサテライトサイトという場合、広い意味でのサテライトサイトとは若干意味合いが異なる場合があるので、あえてアフィリエイトにおけるサテライトサイトと断っています。

 

サテライトサイトを作る目的

サテライトサイトを作る目的は主に2つあります。

・被リンクを送る

・アクセスを流す

この2つです。

被リンクを送るとは

サテライトサイトからメインサイトに被リンクを送っているイメージ

「被リンクを送る」というと言葉としてはちょっと違和感を感じる人もいるかも知れませんが

アフィリエイト的に言うと、アフィリエイターが自作自演のリンクを送ることを言います。

つまり、自分が作ったサイトから自分の作ったサイトに意図的にリンクを送ることになります。

リンクを送るのになぜ被(受け身)リンク?というような言語的な話は置いておいて
(なんせ、そういう業界用語なんで(^^;))

 

なぜそういう事をするかというと

数年前まではGoogle(検索)のアルゴリズムに被リンクが多い(あちこちからリンクされている)サイトは評価が高く、上位表示しやすいというメリットが有りました。

 

そこをついて、アフィリエイターは

「あまり良質でない?」自分のサイトにガンガン被リンクを送ることで、検索の上位表示することが可能で

 

検索で上位表示

→アクセスが集まる

→サイトで案内している商品が売れる

→報酬ががっぽりもらえる

→アフィリエイターはウハウハ

という図式が成り立っていました。

 

アフィリエイトでお金を稼いでいるイメージ

 

しかも以前は、被リンクの数が重視され、中身はほとんど考慮されないことから何が起こったかというと

中身の無いペラサイトや、せいぜい数ページのサイトを量産(100とか200、場合によっては1000個とか作っている人もいたようです)して被リンクを送ることが行われていました。

因みに昔は無料サイトで1つのIDで100個とかサイトが作れていました。
(現在はスパム対策により、1IDで多くても5個程度しか作れないのが普通です)

 

この結果、検索しても被リンク対策を行った中身の無いアフィリエイトサイトばかりが上位表示されるということで

Googleさんも対策を行い、ただ数だけ送っても上位表示しなくなりました。

 

逆に中身の無いペラサイトなどから大量のリンクを送ればスパム判定されて順位を落とされるようになってきましたので

今時このようなやり方をする人はいません。

 

といっても、被リンクが全く効果がなくなった訳ではなく、ちゃんとしたサイトから良質な被リンクを送ることでそれなりのSEO効果がありますので上手に活用しているアフィリエイターも多いです。

 

サテライトサイトからアクセスを流す

サテライトサイトで集客した見込み客をメインサイトに送っているイメージ

 

被リンク効果というよりも、サテライトサイトで集まったアクセスをメインのサイトに送るということも行われています。

 

例えば

メインサイトはニキビ対策用品のサイト

サテライトサイトとして

・背中ニキビ専門サイト

・ニキビの治し方専門サイト

・大人のニキビ専門サイト

・素肌ケア専門サイト

などを作って、訪れた人に

「そのようなトラブル解決するにはこちらで良い商品を紹介してます」

みたいな流れで、メインサイトにリンクを張っておくという方法もあります。

 

サテライトサイトはもう古い?SEOに効果があるのか

現在でも被リンクは検索上位表示するための重要な指標

以前と違って、被リンクが付いているだけで上位表示する時代は終わりましたが、現在でも被リンクは検索上位表示するための重要な指標になっていると思います。

思いますといったのは、Googleは検索エンジンのアルゴリズムを秘密にしていますから、Googleの関係者以外は誰も分からないはずだからです。

 

とはいうものの、検索の順位を決めるに当たってどれだけの被リンク(数ではない)を受けているかと言うことは重要な指標であることは、経験的に体感したりすることも多いですし

SEOを専門にやっている人の各種分析でも、影響があるとされています。

 

SEO(検索エンジン最適化: Search Engine Optimization)とは

 

被リンクの効果のイメージ

サテライトサイトからメインのサイトに送っている被リンクのパワーのイメージ

これは私が感覚的に捉えている被リンクの効果のイメージで、正しいかどうかは分かりませんが、当たらずといえども遠からずで、ある程度の真実に迫っていると思います。

そのイメージとは

サテライトサイト(被リンクを送るサイト)が持っているパワーの一定の割合がリンクによって送られるというものです。

 

例えばそのサイトのもっているパワー(Googleの評価)が100ポイントだとします。

リンクを送る(発リンク)ことによってその10%が相手のサイトに送られる。

つまり10ポイントがリンクを送ったサイトの評価にプラスされる。

 

この時、リンクが1つだけでなく10個のサイトにリンクが送られていれば

それぞれのサイトに10%分の1/10

つまり1ポイントづつポイントが送られ、そのサイトの評価が1ポイント上がる

そういうイメージです。

 

ですから、Googleからの評価が0のサイトから被リンクを送っても、効果は0です。

つまり、それなりのパワーを持ったサイトから被リンクを送らなければ効果はないということになります。

 

パワーがあるサイトからリンクを送れば確実に効果は上がる

サテライトサイトから被リンクが送られメインサイトが強くなったイメージ

パワーがあるサイトからリンクを送れば、確実に効果は上がります。

ちょっと極端な例かもしれませんが

私がもっていたある無料ブログのサイト

特定の商品名や商品名+○○などのいくつかの複合ワードで検索上位表示(1ページ目)しているサイトがありました。

 

その商品が結構人気が出てきて、数が出るようになったので、その無料ブログをてこ入れしようかとも考えたのですが

その頃から、無料ブログでの上位表示が難しくなり始めていたころだったので、この際ワードプレスのサイトに移行しようということで

 

別のワードプレスのサイトにその商品で記事を書き

この商品の最新の情報についてはこちら

みたいな感じで無料ブログからリンクを送ったところ

その無料ブログからの直接のアクセスが増えると同時に、短期間でワードプレスの記事が上位表示されるようになりました。

1記事か2記事しか書いていませんでしたが、検索上位表示しているサイトからの被リンクパワーはやはり目を見張る物でした。

 

アフィリエイトサイトにサテライトサイトはやはり必要

アフィリエイトサイトに全く別の人から被リンクがつくということはほとんどありません

とはいうものの被リンクはSEO上、今でも重要な施策の一つです。

 

もちろん被リンクを送ることに力を注ぎすぎて、メインのサイトのパワーアップがおろそかになってしまえば本末転倒ですが

それなりにアクセスが集まるサテライトサイトを作って、育てていき、そのサイトから関連のある記事に被リンクを行っていくことは現在でも重要なSEO対策の一つと言えるでしょう。

まとめ

アフィリエイトにおいてサテライトサイトとは、メインのサイトのSEO対策として、被リンクを送るための別のサイトを作ること

あるいは、メインのサイトとは観点を少しずらして集客して、見込み客をメインのサイトに送るためのサイトと言えます。

 

ただし、単に被リンクを送るだけではSEO対策にはならず

サテライトサイト自体にパワーや集客力がなければ、サテライトサイトにはなり得ません

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました