アフィリエイトにも色々なやり方があります。
今回はアフィリエイトの中でも代表的なものについてその概要を解説します。
アフィリエイトの種類
まず、アフィリエイトの代表的なものを列挙してみます。
・サイトアフィリエイト
・PPCアフィリエイト
・クリック課金型アフィリエイト
・メルマガアフィリエイト
・SNSアフィリエイト
もう少し細かく分けたり、異なる分け方をする場合もありますが、これからアフィリエイトを始めようとする人ならば
だいたいこのような種類のアフィリエイトのやり方があると知っておけば良いでしょう。
次にそれぞれのアフィリエイトの概要について解説します。
サイトアフィリエイト
もっともオーソドックスなアフィリエイトのやり方で、普通、アフィリエイトと言えばサイトアフィリエイトをイメージする人も多いと思います。
サイトアフィリエイトは、自分のブログや、ホームページ(サイト)で商品やサービスなどを紹介し、販売サイトへ誘導するものです。
誘導した販売サイトで商品が売れれば一定の報酬がもらえます。
物販アフィリエイトという場合もあります。
PPCアフィリエイト
PPCとはペイ・パー・クリックの略で、ヤフーなど検索サイトの検索結果の上部や、下部、サイドにお金を払って、自分のサイトへのリンクを表示してもらうものです。
ただし、表示されただけでは料金は発生せず、表示された自分のサイトのURLがクリックされた場合にのみ料金が発生します。
クリックされた時の料金は、検索に使われるキーワードによって異なり、FXなどの高額の報酬が期待されるキーワードほど高くなっています。
PPCアフィリエイトは、お金を払って、検索の上位表示と同じページにも表示されるので、努力すること無く簡単にアクセスが集められる反面
表示にかかる料金と、得られる報酬の兼ね合いで赤字になる場合もあるので、PPCアフィリエイトをやる場合には、経験やノウハウが必要になってきます。
PPCアフィリエイトの収支の例
「A」という商品名(キーワード)で検索されて表示された時の1クリックあたりの料金が100円
借りにPPC広告で100クリックあれば、費用は100円×100クリックで1万円の経費がかかります。
そして、Aという商品が売れたときの報酬が1個あたり3000円の場合
100クリック(=100人があなたのサイトに訪問)で、商品が3個売れたとして、報酬は9000円だとすると
差引1000円の赤字となります。
逆に4個売れれば報酬は12000円となり2000円の黒字です。
クリック課金型アフィリエイト
クリック課金型アフィリエイトで有名なのはグーグルアドセンスです。
グーグルアドセンスは、あなたのサイトを訪れた人が過去に見ていたサイトの情報などを元に、訪問者が欲しがるであろう商品の広告を自動的に表示します。
そしてその広告がクリックされて、訪問者が広告を出しているサイトに行くだけで、商品が売れなくても、あなたに報酬が支払われます。
ただし売れなくてもクリックされるだけで報酬が支払われる分、報酬単価は低く1クリック30円程度のものが多くなっています。
クリック課金型は、商品を直接紹介しなくても、とにかく、自分のサイトにアクセスを集めることが出来れば一定の確率で報酬に繋がりますから、高額の報酬はなかなか稼ぎにくいですが初心者でも取り付きやすい方法です。
グーグルアドセンス以外のクリック課金型には忍者ADMAXがありますが、私の経験では、同じサイトに貼ってもグーグルアドセンスの10分の1以下程度の報酬しか得られませんでした。
現状、クリック課金型で1番効率よく稼げるのはグーグルアドセンスになります。
なお、グーグルアドセンスや忍者ADMAXでは、広告がクリックされなくても、広告が表示されるだけで、報酬が支払われる仕組みもありますが、クリックに比べると報酬額が少なく、ほとんどオマケ程度と考えておいた方が良いでしょう。
トレンドアフィリエイト
クリック課金型のアフィリエイトの一種としてトレンドアフィリエイトというものがあります。
トレンドアフィリエイトをアフィリエイトの別の種類として捉える場合もありますが、基本的にはクリック課金型のアフィリエイトと言えます。
通常、トレンドアフィリエイトは、グーグルアドセンスの広告を使用し
とにかくテレビやマスコミで話題になった事件や出来事をタイミング良く、他の人より早くブログの記事にすることで、瞬間的に大きなアクセスを集めることが出来ます。
ただし、瞬間的なアクセスで、時間と共にアクセスが減少していきますから、次々と旬な話題で記事を書いていく必要があり、自転車操業的な手法になります。
例、芸能人の結婚、不祥事、大事故などの記事
メルマガアフィリエイト
メルマガアフィリエイトはメールマガジンを発行して、メルマガの購読者に商品を紹介するもので
メルマガを何回も送る中で商品を購入してもらうため、比較的単価の高い商品
例えば情報商材などを販売する方法として使われる場合が多くなっています。
注:情報商材は妖しい雰囲気がある上に、購入するまで中身が確認出来ないことや、また詐欺商材も多いことから、メルマガなどで信頼関係を築いてから紹介しないと、なかなか販売、購入に至りません。
SNSアフィリエイト
SNSはツイッター、フェイスブック、ライン、インスタグラムなどのSNS(ソーシャル・ネットワーク・サービス)を使ってアフィリエイトをするものです。
SNS自体がまだ発展途上のもので、変化が大きく、様々なやり方があり、まだ確立されたアフィリエイトの方法というものはありません
注意するのは
・SNSはまだまだ変化が大きく、現在うまくいったやり方でも、すぐにダメになる可能性が大きい
・SNSの方で、アフィリエイトすることに様々な規制がかかっていることがある。
・アフィリエイトを行うために裏技的に規約違反や、違反ギリギリのことをしている場合もあり、SNS側が規制に乗り出せば現在行っていることもダメになる可能性もおおいにある。
・フォロワーなどを何万人も集めて稼いでいても、知らないうちに規約違反などでアカウントが消されることがある。
・SNSを使っている層にはネットリテラシーに関して初心者が多く、詐欺師やインチキ教材販売者の草刈り場のような状況を呈している。
などに気を付ける必要があります。
ただし、
・趣味でSNSを本格的にやっている
・そのSNSでカリスマ的存在
・自分で稼ぐ方法を構築出来る人
・SNSを他のアフィリエイトの集客の窓口としている
などであれば、上手くSNSを活用して、アフィリエイトにつなげていくことは可能だと思います。
まとめ
アフィリエイトにも色々な手法がありますが、初心者の人が始めるなら、クリック課金型のアフィリエイトが、手頃です。
商品を紹介する必要もありませんし記事を商品購入につなげる文書上のテクニックも必要ありません。
ただし、大きく稼ごうと思えば通常のサイトアフィリ(物販アフィリ)も平行して実行して、経験を重ねていく必要があります。
PPCアフィリは元手がかかり、赤字になる可能性も高いですから、初心者のうちは手を出さない方が良いかもしれません。
メルマガアフィリは情報商材などを販売する手法と考えておきましょう。
SNSは上手く活用すれば、アフィリエイトで大きく稼ぐ入り口になるかもしれませんが、現状では変化が激しく、手法が確立されていませんから、メインのやり方に据えるのは気を付けた方が良いでしょう。
SNSを既に上手に使いこなしているのであれば、アフィリエイトに活用するのも悪くは無いかもしれません。
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