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ASP(アフィリエイト・サービス・プロバイダー)とは(アフィリエイト用語)

アフィリ用語

 

アフィリエイトの世界でASP(エー・エス・ピー)とはAffiliate Service Provider(アフィリエイト・サービス・プロバイダー)の略で良く使われる用語です。

ASPとは?

ASPの仕組み

どんなASPがあって、その特長は

などについて解説します。

 

ASP(アフィリエイト・サービス・プロバイダー)とは

ASPとは色々な企業から、アフィリエイト広告の案件を集めて整理して、アフィリエイターに広告を斡旋してくれる会社のことです。

 

大物アフィリエイターなどになると、個別に企業から直接広告の依頼があることもありますが、一般のアフィリエイターが自分で広告を集めることは無理ですから、通常は、ASPに登録して、ASPで広告を探して、その広告を出している企業に提携依頼を出し

承認されれば、その企業(商品)の広告を出せるようになります。

 

ASPが企業からアフィリエイターに広告を仲介する

ASPの仕組みはどうなっているのでしょう

ASPは広く、各企業からの広告を受け入れています。

広告を出す企業はASPに登録するための費用と、アフィリエイターの広告によって商品が売れた場合にアフィリエイターに報酬を支払います。

 

ASPは企業の支払った登録のための費用と商品が売れた場合、報酬の一定割合を受け取ります。

時たま新人アフィリエイターで、商品が売れてもなかなか承認(確定)しないのは商品を売っている企業とASPが結託してズルしてるんじゃ無いかと疑う人がいますが、

広告を出す企業がアフィリエイターに支払う報酬(成果)を承認しなければASPにも報酬が入りませんから、ASPが成果を承認させないということは常識的にあり得ません。

広告を出している企業がずるをする可能性はありますから、その点ではASPは利害としてはアフィリエイターサイドになります。

 

稼いでいるアフィリエイター

ASPにおけるアフィリエイターの成果承認の流れ

あなたが、アフィリエイトをして報酬を受け取るまでの流れを大まかに説明すると

 

ASPであなたのIDが組み込まれたアフィリエイトタグ(広告)を取得

あなたのサイトに広告(アフィリエイトタグ)を載せる

あなたのサイトを訪れた人が広告をクリックして販売サイトに行く
(この時に、販売者側とASPのシステムにそのデーターが記録される)
このことをクッキーが残るといいます。

販売者側のサイトを訪れた人が商品を購入するとそのデーターが販売者とASPのシステムに記録される

あなたのASPの管理画面に未確定の成果が発生したことが表示される。

商品を販売している企業が、あなたの成果を認める(承認する)

あなたのASPの管理画面に成果確定が表示される

月末などにその月のあなたの全部の確定報酬が決定する。

翌月末などに確定した報酬がASPからまとめてあなたの口座に振り込まれる
(報酬の確定や、口座に振り込まれる時期などはASPによって異なります)

 

というのが一般的なアフィリエイターの報酬承認の流れとなります。

 

アフィリエイトをしている人

承認率について

広告を出す各企業によって成果発生に対する最終的な確定率が異なります。

 

アフィリエイターサイトから広告をクリックして訪れた訪問者が商品を購入した件数(発生件数)に対して最終的に販売会社側が成果と認めた(報酬を支払う)件数の割合を承認率といいます。

 

例えば、承認条件が初回購入だけとなっていれば、商品を購入した人が2回目の購入であれば、実際に購入があっても未承認となる場合があります。

その他、未承認になる場合は、初回購入などの規定の承認条件に合わない場合以外にも注文がキャンセル(返品)になった場合や不正な申込み(無料申込み案件などでアフィリエイターと結託して、会員になる気も無いのに友人が申し込んだ場合など)というような場合もあります。

 

ただし、中には報酬を支払いたくない企業が一定の割合で、成果を未承認にしたり、更に悪質な場合は、全く承認しないまま、広告の出稿をやめて撤退してしまうこともあります。

 

この承認する、承認しないについてはASPとしては確認のしようがなく、広告を出している企業側のやりたい放題が可能だという面があります。

とはいっても、アフィリエイター側としては、承認率の悪い案件は取り扱わないようにしたり

注:一般的には承認率は公表されていないので、自分の実績で判断するしかない

 

あるいは、ASPとしても一部の上級アフィリエイターには承認率を開示するなどの対抗手段をとっているので、広告を出している企業側も、デタラメが出来るという訳ではありません。

注:ASPとしても成果が承認されなければ報酬が入ってこないし、アフィリエイターもやる気を失って活動しなくなったり、他のASPに移ってしまう可能性があります。

 

ASPを経由して企業から報酬をもらっているアフィリエイター

 

ASPへの登録

ASPへの登録は基本的に無料です。

ASPとしても多くのアフィリエイターが登録してくれれば業績の拡大になりますから、登録は歓迎されます。

 

ただし登録する場合

・サイトの審査が必要なASP

・最初の登録は出来るが、個別の広告案件毎にサイトの審査があるASPなどもあります。

 

細部はそれぞれのASPによって異なります。

また、このASPに登録する際に個人情報を登録するのを嫌がる人がいますが、アフィリエイトはネットビジネス、つまりビジネスですから匿名という訳にはいきません

 

現実的な話としても

報酬を受け取るのに自分の銀行口座を登録する必要があります。

中には、電子マネーなどで受け取れないかという人もいますが、それでは脱税の温床になってしまいますし、ASP側としても、誰にいくら報酬を払ったというデーターをとっておかなければ、後々の税務処理で困ることになります。

 

因みに、アマゾンアソシエイツ(後述)では、年間10万円以上報酬を支払っている人にマイナンバーの提出を求めています。

 

匿名でアフィリエイター登録させるリスク

 

また、ASPとしてもシステムの保全や、顧客企業に対する信用問題もあります。

 

例えば、匿名での登録が出来てしまうと

ツールなどを使って数千個のIDを作って不正なことに利用したり、あるいはASPのサーバーをダウンさせたりすることも可能になってしまいます。

 

また、広告を出している企業の信用を落とすような行為

・アダルトサイトや暴力を扱ったサイトへの広告の出稿

・デタラメな情報による商品の販売
→このサプリで全てのガンが治るなど

 

などといったことが起これば、最終的にはASPの信用問題ですが、匿名の相手であれば対処のしようがなくなります。

最近は不正な方法で宣伝したアフィリエイターが警察に捕まったという案件もでています。

アフィリエイトをお小遣い稼ぎ程度に軽く考えて、氏名や住所、銀行口座などを登録しないで始められないかと思う人も多いですが、繰り返しになりますがアフィリエイトはビジネスですから、ちゃんとしっかり身元をはっきりさせてから行う必要があります。

 

主なASPと特長

楽天アフィリエイト

楽天アフィリエイトの画面

 

厳密に言うと楽天アフィリエイトは楽天の商品のみのアフィリエイトになるのでASPとは言えないのですが、まあ何と言ってもアフィリエイターにとって楽天アフィリエイトは基本中の基本になります。

以前は楽天アフィリエイトの報酬の料率は商品価格の1%となっていましたが、現在は商品によって2~4%となっています(一部サービスは1%のまま)

楽天アフィリエイトの料率

 

楽天アフィリエイトは全般的に料率が低く、1万円稼ぐ為には25~50万円の売上げが必要になるというと、ちょっとどうよと思う人も多いかもしれません

とは言っても、楽天の国内での販売額は半端なものではありませんし、その販売力や楽天というブランドや信用度、ありとあらゆるものを売っているという点で、アフィリエイトをやるのなら、まず最初に登録すべきASPになります。

 

注意するのは楽天銀行または楽天カードを保有していて、アフィリエイターのIDと関連づけておかないと報酬が受け取れなくなります。

注:楽天アフィリは楽天のポイントという形で支払われ、楽天銀行の口座などがないと3000ポイント(3000円相当)以上は自動的にカットになってしまいます。

また、ポイントを現金化する際にも楽天銀行の口座が必要になってきます。

楽天アフィリエイトの成果報酬の支払いについて

因みに楽天のポイントクラブに入っている人も多いと思いますが、同じIDでアフィリエイター登録すると、商品を購入した際のポイントなどと合算されますし、支払いを楽天カードで行えば更にポイントが加算されます。

サイトの審査についても実質ほとんどありません

複数のサイト登録についても、取り敢えず主に使う5サイトを登録しておけば、6サイト目以降は登録不要です。

 

Amazonアソシエイツ

Amazonアソシエイツの管理画面

 

楽天と同じくAmazon内の商品のみのアフィリエイトになりますから厳密に言うと一般的なASPとは言えませんが

楽天、Amazonは国内における2大通信販売会社ですから外すことは出来ません

 

報酬は販売額の2~10%です。

ただし、1件当たりの報酬額が最高1,000円となっているので33,333円以上の商品を販売しても1,000円の報酬しか支払われません

Amazonアソシエイツの紹介料率

楽天同様ブランド力や販売力が半端ないですから、初心者でも比較的簡単に?商品を売ることが出来ます。

Amazonアソシエイツの場合、サイト登録には審査が必要で、そんなに厳しい訳ではないですが、規約違反や未完成のサイトと判断された場合、結構登録不可になる場合もあります。

また、Amazonアソシエイツの場合は登録出来るサイトの数が10個までとなっているのもちょっと厳しいところです。

 

未登録のサイトでもアフィリリンクを張ることは可能で、報酬も発生しますが、報酬額が一定のレベルを超えると、チェックが入り、最悪ID削除という可能性もありますから、しっかり申請を出して、許可が出たサイトにだけ広告を貼るようにしましょう。

Amazonアソシエイツは基本的に現金で指定した口座に報酬が振り込まれます。

 

A8.net

A8.netの管理画面

 

通称A8(エーハチ)

一般のASPとしては最大手です。

アフィリエイターとしてA8.netを知らなければもぐりと言われるほどポピュラーなASPで広告の件数も多く、ジャンルも広いので

アフィリエイトを始めるなら楽天、Amazonと並んで登録しておくべきASPになります。

 

仮にA8を使わないにしても、どのような商品があつかわれているのかを知るためにも必要です。

逆に言えば、楽天、Amazon、A8に登録しておけば、当面、他のASPは後回しでもかまわないと思います。

 

A8は楽天、Amazonに比べて報酬率や報酬額が高いのですが、その分、知名度の低い会社や商品が多いので、販売には楽天やAmazonよりも高いテクニックが求められます。

それから、Amazonでサイト審査が面倒という人の場合A8経由でAmazonと提携する事が出来ます。

30%の手数料が引かれるのは痛いですが、例えばAmazonに登録していない美容サイトで

「美容の○○について詳しく知りたい場合はこの本を読んでみて下さい」といってAmazonで販売されている書籍を紹介するなどということも出来ます。

A8.netの申し込みページ

以下、下記のようなASPがありそれぞれ特徴がありますが、詳しい内容については別途記事で紹介していきます。

ASPは登録は無料で、登録するとどのような商品を扱っているのかを見ることができますから、とりあえずいくつかのASPに登録しておくことをお勧めします。

バリューコマース

バリューコマース

アクセストレード

 

ジャネット

JANet

アフィリエイトB

レントラックス

インフォトップ

情報商材販売専門

まとめ

ASP(エーエスピー)とはアフィリエイターと広告を出す会社を仲介してくれる会社です。

とは言っても、アフィリエイターは直接広告を出す会社を意識することなくASPで案件を選択して自分のサイトでアフィリエイトすることになります。

 

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